脱サラしてまで看護師になった友達の顛末

大学時代におおらかな人柄で周囲からは良く慕われていた友人がいます。彼は誰でも信用してしまうような危なっかしい性格でもありましたが、常に相手や周囲のことを第一に考える、心優しい人間でした。

 

大学を卒業するときは、専門商社に勤めることになり、他人事ながら人のいいあいつがうまく商社なんて体育会系全開の激しい職場でうまくやっていけるか心配にはなっていました。社会人になって五年後くらいに久しぶりに大学の時の友人たちと集まる機会があったのですがそのときに久々に彼に再会しました。相も変わらぬ物腰の柔らかさで、商社に勤めることになっても人柄のよさは失わずにいてくれたんだなと安心していました。しかし、詳しく彼の話を聞くと少し事情が違ったようです。

 

商社はやはり肌に合わず、こんなに厳しいところではやっていけないと早めに気づいたようです。入社一年半くらいで退職して、改めて看護師の専門学校に入り直したようです。昔から医療には興味があったようで、確かに彼の性格とは良くあっている職種だと思います。打算からではなく自分の適性を見極めて医療と言う道を選択してくれる看護師がこれからも増えていってほしいですね。私は彼をこれからも応援したいと思います。